プリズムグラフのブログblog

画像などで使われる階調(かいちょう)とは?

階調(かいちょう)とは、明度や色の濃淡が徐々に変化していくグラデーションのことで
例えば、明度の階調であれば「明るい所→暗い所」までのグラデーションを表します。階調は、色、明るさの表現力の単位として使われています。

「階調が豊か」という表現は「=滑らかなグラデーション」という意味になります。

滑らかな階調(グラデーション:gradation)を表現するには色数が多くないと表現ができません。
そのため色数を制限されるgif画像(256色)などでは難しいため、色数を多く使うjpg,pngなどの画像形式が利用されます。

自然界のにある風景は単色というものはほぼないですよね。
例えば葉っぱや木の枝、人の肌も全く同じ単色ではなく、光の陰影や色素の違いにより連続的に変化したグラデーションになります。
例えば同じ1枚の葉の中でも、先端の部分〜根本の部分まででも色の変化があり、グラデーションで構成されています。

そのため多くの色数を持てるファイル形式なら、自然が作り出す風景の色再現がしやすいということになります。

ちなみに白黒の画像は2階調となります。
またRGBの3原色、各色16階調だった場合は表現できる色数は16を3乗した4096色となります。
同様にRGBが256階調であれば256の3乗で約1677万色の表現が可能になることになります。