プリズムグラフのブログblog

ピクセル数とセンチ(ミリ)の変換表

ピクセルとは?

ピクセルとはデジタル画像の最小単位のことです。
デジタル画像は、色の情報をもつ1つ1つの小さな点で構成されています。この色情報をもつ点がピクセルです。

ピクセルという色々な色の小さな点が集まりが、1つの画像を構成しています。

例えばprismgraphでは「2,894px x 4,093px」のようにそれぞれの販売している画像のピクセル数を提示しています。「2,894px x 4,093px」の場合は縦横それぞれ2,894個、4,093個のピクセルで構成されていることを意味しています。

 

ピクセルは何センチ? 

ピクセルはデータの世界での「点」を表すだけで、その「点=ピクセル」の大きさに関するデータはありません。ピクセルには色の情報が付加されていますが、長さや幅などの情報はないのです。
つまり実世界の長さの単位(センチメートル)とは関係がありません。
その為、ピクセルだけでは何センチかは出す事ができないので、実際に印刷物などに利用する時は、DPIという単位に変換して考える必要があります。

解像度「dpi」とは?

 ピクセルを物理的な長さに換算する際に関わってくるのが「dpi」という単位です。dpiとはdots per inchという意味で、1インチ(2.54cm)にどれだけドットが含まれているかを表す単位です。
dpiの数値が大きい方が1インチの中に点が多く含まれるという意味になり(つまりピクセルがたくさん含まれる)解像度が高く、細かなく綺麗な画像になっていきます。
*dpiは、印刷機などの性能(どこまで細かく印刷物を表現できるか)など表す単位で使われています。

よって、dpiが分かれば、ピクセルをセンチメートルに変換することができます。例えば、解像度350dpi時の1ピクセル(1ドット)は、約0.0072cmの画像となります。

350dpiのとした時の1ピクセル = 2.54cm ÷ 350ピクセル = 約0.0072cm

通常印刷物では300〜350dpiで行われる事が多いと思いますので、下記などを参考にしてみてください。

印刷のdpiを「350dpi」で想定した場合の必要なピクセル数

・A4サイズ(210mm x 297mm)に必要なのピクセルサイズは「2, 916px x 4,093px」となります
・A3サイズ(297mm x 420mm)に必要なのピクセルサイズは「4,093px x 5,787px」となります

・B4サイズ(257mm x 364mm)に必要なのピクセルサイズは「3,541px x 5,016px」となります
・B3サイズ(364mm x 515mm)に必要なのピクセルサイズは「5,016px x 7,096px」となります


例)
こちらの写真「携帯で電話する女性の写真素材」は、サイズが「横幅3711px  ×  縦の高さ5567px」です。

 

この写真素材の場合

印刷のdpiが「350dpi」なら
・縦幅の画面サイズが「404mm」
・横幅の画面サイズが「269mm」
に対応するサイズとなります。


印刷のdpiが「300dpi」なら
・縦幅の画面サイズが「471mm」
・横幅の画面サイズが「341mm」
に対応するサイズとなります。