ねむい画像とは?
写真や印刷、デザインの現場で使われる「ねむい画像」(「ねむたい画像」とも表現されます)という言葉はの意味はなんでしょうか?
ねむい画像とは明るい部分と暗い部分の差が狭い(コントラストが低い)、色や明度の濃淡が幅が少ない写真のことを指します。
色や明度の差がなく、くっきりしないため、全体的にぼんやりした印象の画像になります。
どうしてもデザイン上で「ねむい画像」を使わないといけない場合は、
画像編集ソフト(photoshop等)で、明るさや色彩のコントラストを強くする、シャープネスをかけてイメージをクリアにするなどの補正をして、くっきりとした画像に修正した上で利用することが多いです。
ちなみに、撮影の際にピンボケして焦点がぼやけた写真とは意味が違います。
ピントは合っていても彩度や明度幅が少なければ「ねむい画像」と表現します。
例)ねむい画像
下記の画像は、彩度、明度の幅がなくなっています
(肌など本来もっと明るく表現されたい部分が暗くなってしまっています)
例)通常の画像
明度の幅を広げ、肌など明るい部分はしっかり明るくなりました