プリズムグラフのブログblog

記憶色(きおくしょく)とは?

記憶色(きおくしょく)とは、人が覚えている・記憶している色のことです。

人が映像を記憶する時は、感覚器官(目)から入ってきた光の情報を脳内で処理し、映像として再現して記憶します。
人の脳内で再生されたイメージは、その時の人の印象、感情などに左右され、正確な色とは違うことがあります。

例えば青空を見た時、人は実際の青空よりもより色鮮やかに記憶し、ちょっと美化されて記憶されていることがあります。
そのため、その時の風景を写真に撮にとって、後日みかえしてみると「あれれ、こんな色だったけ?」となることも。

写真では、この記憶色を再現する際にカメラのカラーの設定を記憶色に近い設定にしておくことも可能です。